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無名ジャーナリストの仕事

 無名ジャーナリストの仕事






「コロナ報道でもマスメディアを彩る不都合な真実」



 コロナで小学生は死なない

 目敏い小学生が、現下のコロナ騒動に対して「小学生はコロナで死なない。なぜ、大人たちのために、自分たち小学生の自由な日常生活が奪われなくてはならないの?」と、コロナ感染への不安を煽る医療関係者、各メディア、さらにはひたすら自粛生活を送り、ワクチン接種を望む世間の風潮に疑問を投げかけている。

 昨年末、まだまだ感染者数が少ない地方で、とうとうコロナによる犠牲者が出たと大々的にニュースになったこともある。例えば、新潟県内で初の死者が出たときのことだ。

「うわっ、大変!」と思って、よく見ると、犠牲者は老人介護施設の「95歳の女性入居者」である。世界一の長寿を誇る日本女性の平均寿命(87・45歳)を8年も超えての死が、いくらコロナ感染だとしても、通常は大往生ではないのか。

 問題は、ニュースの詳細・背景など無視して、コロナの不安と恐怖を煽ることにしか興味がないメディアと「コロナ死」という一点からパニックになる世間の在り方ということになる。

 そこでは、一つの事象、同じ事実がメディアの用いる言葉や映像などによって、白が黒になり、黒が白くなる。それをマスメディアの不都合な真実と称するのは、いささか大げさではあるが、無名ジャーナリストの個人的な体験を語る前に、似たような体験を語ってくれた人物のケースを紹介する。




 白を黒にする有名週刊誌の呆れた実態

 コロナ騒動下、「コロナは茶番!」として「ノーマスク」をモットーとする「キックバックカフェ」(東京・調布)から、ユーチューブ・ライブ配信「ヘヴニーズスタイル」を続けている音楽一座「ヘヴニーズ」座長の石井希尚(まれひさ)氏は、当初からPCR検査のナンセンスさやワクチンの危険性など、医療関係者をはじめとしたゲストを招いて暴いてきた。

 その彼の最初のメディア体験は、16歳の高校時代に逆上る。同級生の退学問題を不当だとして学園闘争をしかけた彼は、その後高校を退学。日本初のフリースクールを仲間とともに立ち上げるなど、時代の寵児となったことがある。

 多くのメディアに取り上げられる中で、本格的な取材を受けたのが、大手出版社系の週刊誌であった。取材にやってきた若い記者は彼らの活動主旨に、大いに賛同し「頑張って下さい」といって、カンパまでして帰っていった。

「これで自分たちの主張が世間に伝わるぞ」と喜んだのも束の間。記事は裏で学園側と出版社幹部がつながっていて「目も当てられない寺子屋学園騒動」と、彼らの活動がボロクソに叩かれていた。

 驚いた彼が、当時大人の世界の醜さを知って「人間不信に陥った」というのも無理はない。

 白が黒になるという典型的な体験は、無名ジャーナリストの場合も似たようなものだ。 大手出版社の月刊誌編集見習いとして仕事を始めて、しばらくした頃。「君も何か取材をしてみたら」とデスクに言われて、当時、某若者週刊誌のグラビアに出ていたアングラ女優に会うことにした。

 取材と称して、小劇場で活躍する同世代のアイドルに、単純に会いに行ったようなものだ。

 東京・池袋にあったシアターに出かけて、舞台を見た後に彼女の話を聞いた。

 初めての取材である。熱心に話を聞いていると、彼女が「ずいぶん熱心に取材するんですね」と言うので「えっ、何で?」と思ったら、某若者週刊誌の記者は「何の取材もしなかった」と言うではないか!

「えっ、ホントですか?」というのが、無名ジャーナリストの、いわばメディア原体験である。

 週刊誌の彼女のページはモノクログラビアの他に、2ページの紹介記事になっていた。記者は舞台を見て、あとは劇団のプロフィールをもとにして書いたのだろう。余計な取材などしないほうが「初体験はいつ?」「好きな男性のタイプは?」とか、いかにもアングラ女優らしいイメージを裏切らないようなページができあがる。

 白を黒にというよりも、無に近い灰色の中から真実らしきものを提供。何も知らない読者を楽しませているということか。

 意外なメディア界の現実に愕然としたが、そんな業界だからなのか、無名ジャーナリストの記念すべき最初の取材は、ボツになった。






 2012年作ドキュメンタリー「THRIVE」

 不都合な真実と言うには、あまりにお粗末な日本のメディア界のできごとだが、それはコロナ下でも、何ら変わりはない。

 株式会社ウエルネス(野村修之社長)が各メディアに提供してきたνG7量子水(ヘキサゴン30リバース)をコロナ患者の治療に用いたメキシコ・プエブラ州のマシャック代替医療専門学校・研究所で、300人を超えるコロナ患者の98%以上を快復させているとのデータは、すべて無視されてきた。

 2021年4月に刊行された『日の丸ベンチャー5』(三和書籍)のエピローグの他、「ウエルネス@TIMES」で、改めてメキシコのケースを紹介しているのも、肝心のメディアが取り上げないためである。

 メディアが真実を報じないことは珍しくはないが、折角のコロナ救済技術を無視して、相変わらずコロナ感染の不安を煽り、ワクチン接種を薦めることから、根強く囁かれてきたのが、いわゆる陰謀説に結びつけられるグローバル・エリート、金融・製薬資本の動きである。

 実際には、とても陰謀とは言えない表立った展開が、いろんな面から漏れ伝わってきている。

 今回のコロナ・パンデミック騒動が、計画通りだということに関しては、すでに「ウエルネス@TIMES」でも「EVENT201」などの展開とともに伝えてきている。

 もともとグローバル・エリート、金融・製薬資本が世界の支配する企みが、表立って問題にされたエポックメーキングなできごとは、2011年11月11日に公開されたドキュメンタリー映画「THRIVE(スライブ・栄える)」の制作だろう。

「闇の勢力」による世界支配の実態を描いたドキュメント映画「THRIVE」がそれまであった多くの怪しげな陰謀論と異なるのは、本来、国際金融資本に属するグローバル・エリート出身者が、自らの体験とともに周辺の動きを暴いた、いわば内部告発の一面があるためだ。

 製作者のフォスター・ギャンブル氏は、洗剤などで有名なP&G(プロクター&ギャンブル社)の御曹司だ。だが、子どものころの体験から、彼は実業家の道ではなく、科学者への道を歩んだ。そこで技術開発、特に革新的な技術の展開を、意図的に邪魔している国際金融資本の存在を知る。

 そして、あらゆる産業、農業、医療、経済、軍事、マスメディアに至る支配体制が世界規模で構築されてきたこと。当時から支配層は人口の3分の1の削減を目標にしていたことなどとともに、メディアがいかに不都合な真実を伝えないように仕組まれているか。これまで語られることのなかった、すべての人類を支配するシステムの存在を明らかにしている。

 その事実を伝えるため、彼は私財を投じて「THRIVE」を制作した。

 映画では特に自然エネルギー(フリーエネルギー)をめぐる覇権争いの犠牲となってきた歴史を解き明かしている。

 フリーエネルギーは平和や環境保全、そして人類の繁栄のための重要なカギであり、世界の石化燃料を牛耳ってきたメジャーをはじめとした勢力によって、その開発及び台頭の芽が常に摘み取られてきた。

 その驚愕すべき内容は、無名ジャーナリストが「フリーエネルギー界の宣伝マン」と称して、プラスチックごみを灯油に換え、水を燃やしてきた「日本波動科学研究所」の倉田大嗣所長並びに関係者から聞かされてきた話を裏付けている。

 映画は、この不都合な真実に直面した人類が、なお「栄える」道を追求したもので、キーワードは「気づき」である。目覚めた大衆の数が増えて、ある程度の力になったときに時代は転換するはずだからだ。

 当時も大反響を呼び、口コミで世界中に広まったが、それも多くの情報の海の中で、いつの間にか忘れ去られていたところ、いわゆる陰謀論とともに、コロナ下で改めて脚光を浴びている。




 真実を伝える独オルタナティブTV

 コロナ報道を巡っては、あらゆるテレビや新聞が感染の不安を煽り、ワクチン接種を金科玉条のように掲げる中で、そうした報道の在り方に疑問を呈する報道、例えば近年の日本では毎年、肺炎での死者数がおよそ10万人であるのに対して、コロナによる死は1万人に過ぎない。この事実をどう捕らえるべきかと言った医療関係者の指摘は、静かにスルーされる。

 コロナとの比較上、不都合とも言える真実は、肺炎の死者に限らない。

 よく知られるように、近年の日本人の死因のトップは、年間37万人以上とされる悪性腫瘍(がん)による死者である。あるいは、病気ではないが、風呂場では転倒事故を含めた死者数は、年間1万9000人である。

 多くの不幸な死がある中で、コロナの死のみが、クローズアップされるのは、なぜなのか。

 日本では「THRIVE」をはじめ、コロナ・パンデミックがグローバル・エリート、あるいは闇の勢力が仕組んだとされるプランデミックだといった様々な指摘や、PCR検査の不備、ワクチン接種の危険性を巡る、例えばフランスのノーベル賞学者リュック・モンタニエ博士の発言など、彼らに都合の悪い真実は伝えられないか、報じられることはあっても、陰謀論として片づけられる。

 そんな日本を横目に、さすがドイツのテレビはちがうと、様々な方面から情報が送られてきたのが「コロナワクチンで数千人が死亡!」と、緊急警告を促すニュース番組の映像である。

 同番組ではドイツ各地のワクチン接種数とワクチンの副反応による死者数を、各地域ごとにリストアップ。ワクチン接種の危険性を訴えている。

 具体的な数字が上げられていて、要は「4人に1人がコロナワクチン接種後、死亡している」との衝撃的なデータを公表。「人類に対する無責任な人体実験を直ちに中止せよ」との警告を発している(日本のワクチン接種後の死者数は7月、厚生労働省が発表したところでは、556件である)。

 ドイツの死者数のあまりの多さに唖然とするが、同番組はいわゆるオルタナティブTVで、大手のTVとは路線を異にすることから、やがて陰謀めいた話にされていく。

 今回のケースでは、同チャンネル(KalTV)の番組が、スイスの某新興宗教団体が制作したもので、つまりはカルト的な情報で信用には値しない。宗教的なプロパガンダに利用されているといった形で、権力を持つ者、体制側にとって、都合の悪い情報が否定されていく。

 本来、情報の真実、その重要性は情報の出所や発信者によって、左右されるわけではない。問題はその情報が正しいかどうか、事実か否かである。

 だが、実際には日本でも世界でも、多くの情報やデータが不都合な真実として抹殺されていくのは「THRIVE」で描かれている通りである。



 病気のルールを変更した新型コロナ

 陰謀論を含めた多くの情報操作は、コロナに関しても有効で、これまでの病気の診断ではあり得ないルール(原則)の変更に成功している。

 つまり、これまで病気は病原菌・ウイルスに感染したり、疲労やストレス、栄養失調等による体調不良のため、医師の診断を受けた段階で、何らかの病気であると診断される。ところが、コロナに関しては「発症」ではなく「感染」自体を問題にすることによって、感染症並びに病気の概念を変えたわけである。

 コロナ・パンデミックをゲームに例えれば、ルールの改正である。「医は算術」とも言われるが、今日のコロナを巡る世界の状況は、コロナを冠した医療的ゲームの発明並びにルールの変更による混乱だと考えればわかりやすい。

 しかも、ウエルネスのメキシコでの治療実績をはじめ、確実に効果を上げている治療法もある中、それらが様々な事情で無視される一方、感染数が問題にされ、ワクチン接種のみが絶対とされるのだから、混乱はしばらく続いて不思議ではない。

 命を持ち出されると何も言えなくなるとはいえ、7月の時点で、日本人の0・01%しかコロナでは死んでいない、しかも0・04%しかコロナに罹っていない日本で、なぜ99・9%以上の日本人が、コロナ感染を恐れる必要があるのか。

 ワクチン接種が続いて、欧米などでは新たな変異株、より感染力の強いデルタ株が現れて、再び感染者数が増加していると問題になっている。これでは何のためのワクチンかわからなくなる。

 ウエルネスのメキシコの事例に限らず、水や玄米、酵素など、薬ではない様々なものがコロナ治療に効果を上げているのも、不思議なようでもあるが、感染と重症化、快復か死かを分けるものは、その人物の持つ免疫力ということである。

(次回は、無名ジャーナリストのデビュー)





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