「国民を敵に回す反ワクチン派、ワクチン訴訟の弱点」 ウエルネス情報
前代未聞?の厳戒体制
2022年1月13日(木)11時30分、東京地裁でいわゆるワクチン訴訟の第2回
公判が行われた。
前年10月の初公判では、担当弁護士が法廷から数人の官吏によって引きずりだされ、
廊下に放り出されるという波瀾の展開となった、その続きである。
モノモノしい厳戒体制が敷かれる中、当日はどれほど多くの傍聴希望者が殺到するのか
注目されたが、実際には192人に抽選券を配付。コロナのため、通常の半数26人が当
選した。
前回の混乱に懲りたということか、当日の午前中の裁判はワクチン訴訟一件だけという
前代未聞の措置となった。
開廷前の東京地裁に駆けつけると、前回とちがって、職員及び一般来訪者は、厳重なチ
ェックを潜って敷地内に入れるが、ワクチン訴訟目当ての人間は、門前払いされる。
門前には警察車輛が待機する中、NOマスクのワクチン反対派と、テレビクルーなどメ
ディアが屯している。
だが、NOマスクの「危険な暴力集団」といった報道の割には、さしたる混乱はない。
ましてや、地上をヘリコプターが舞う状況とは、まるで似つかわしくない
そんな中、PCR検査の不備、コロナウイルス及びワクチンの問題点を「高橋清隆の文
書館」で発信してきた高橋清隆氏が、NOマスク集団が何か問題を起こさないか、虎視眈
々と狙っているマスメディアの様子を写真に撮っていた。
第1回公判で、傍聴人の一人として、法廷内の様子を伝えていたので、今回の抽選結果
について尋ねたところ「当たりました」と話していた。
「さすが!」と、声をかけて、今回のワクチン訴訟の報告は、高橋氏に任せて「ウエルネ
ス@タイムス」記者は、同じ表現者として、もっと相応しい戦い方があるのではないかと
考えて、東京都現代美術館「久保田成子展」に向かった。
※(前衛芸術家・久保田成子がパートナーのナムジュン・パイクとともに、世界を舞台に
仕掛けた「文化テロ」に関しては別稿「久保田成子とトミオカホワイト」を参照のこと)
伝わらないワクチン災害の実態
ワクチン訴訟の第2回公判は20分ほどで終わり、次回公判は4月26日となった。
東京地裁前での南出喜久治弁護士の報告は、YouTube等で見ることができるが、
正論ではあっても「ウエルネス@タイムス」記者には、前回の木原功仁哉弁護士同様、裁
判所をはじめ大半の国民を敵に回す形での戦い方に、いささか残念な印象もある。
南出弁護士は関西弁を交えて「令和2年2月から10月までの死亡者数(コロナ前)を
令和3年2月(ファイザー製のワクチン接種が2月17日から始まった)から10月まで
の死亡者数を厚生労働省の人口動態統計で比較すると、5万4000人死亡者数が増えて
いる。その間、何かあったかというたら、何も変化がない。例えば、東日本大震災とか関
西・淡路大震災などの大災害があったときには4万、5万と増える。それ以上に死亡者数
が増えているのは、これはワクチン災害やということです」と問題にしている。
その後、木原弁護士らは「祖国再生同盟」のタスキをかけて、銀座までワクチン反対デ
モに繰り出している。
一方、原告代表である中村篤史・中村クリニック院長はワクチン反対派の東京の拠点で
ある「キックバックカフェ」で、当日行われた記者会見に出席している。
5歳から11歳のワクチン接種が、3月にも開始されることを危惧して「ワクチンを打
つのはまずいと、伝えて行きたい」と語っている。
ワクチンを打つと、さらにコロナに感染しやすくなるというデータも出てきていると、
安易にワクチンを打つ危険性を警告。被害が出てから気づくのでは手遅れになることから
「世論が変わることを期待しています」と、その切実な思いを伝えている。
こうした重大が事実が、メディアをはじめ、一般大衆には浸透していかない。
多くの人たちは、コロナに限らず何かが起きたとき、その事件の本質には迫らず、表面
的な事象のみを問題にして、自分に不都合な情報、聞きたくない情報には耳を塞ぎ、都合
の良い情報のみを選び取っているからだ。
コロナ茶番派・反ワクチン派の弱点
ワクチン訴訟が国民にどのように見られているかのは、2021年10月31日に行わ
れた衆議院選で、兵庫一区から立候補していた木原弁護士(無所属)の選挙結果を見れば
よくわかる。
準備不足は否めないとはいえ、あえなく落選した。
投票率は55・48%。トップ当選した立憲民主党候補7万8657票に対して、比例
での当選は自民と維新の2人。5位の木原弁護士は7174票の最下位であった。
もともと結果は問題ではないとはいえ、支持されない理由はいろいろある。一言で言え
ば、国民を敵に回した戦いに勝ち目はないということだろう。
補助参加人の「ワクチン訴訟を支援する会」の鵜川和久氏とYouTubeで「ヘヴニ
ーズスタイル」をライブ配信しているミュージシャンの石井尚久氏の2人は、今回入廷を
許されず、傍聴の抽選に当たった高橋清隆氏も、カメラや録音機器の所持を理由に、傍聴
を拒否されている。
コロナ茶番派、反ワクチン派は、これまでもPCR検査の不備やナンセンスさを明らか
にし、ワクチンの闇、危険性を暴いて、反ワクチン訴訟を起こしてきた。良識ある市民を
代表しての戦いである。
それぞれの指摘は重要な問題であり、公害・医療過誤事件など、従来は進歩的なメディ
アや反体制側に立つ野党、共産党などが追求してきたテーマである。
だが、実際には時代背景も異なり、反ワクチン派は進歩的なメディアをはじめ公明党・
共産党を敵に回した戦いの道を選んでいる。
結果的に、従来は機能してきたチェック機能が働かないまま進行していったコロナ問題
は、すでに日本人の7〜8割がワクチン接種済みという状況にある。
当たり前に考えれば、ワクチンをすでに打った人間にとって、接種後のワクチンの危険
性、ナンセンスさなどは「いまさら知りたくもない」情報である。その主張が真実であれ
ばあるほど、耳障りな主張になり、打った人間はバカにされた気分にもなる。
新型コロナウイルスはない?
中村医師は自らの「第2回ワクチン訴訟報告」で、暴力団の親分の裁判でもここまでは
といった東京地裁の厳戒体制に「僕ら原告団はヤクザ並みの反社会勢力と思われていると
いうことだ(笑)」と記すと同時に、代理人である弁護団について「もう少し融和的に行
きましょうよ。裁判官を向こうにまわすような方法はちょっとどうかな」と書いている。
良心的な医師として、ほとんど一人で戦う勇気には敬意を表したいと思う。
アメリカからの情報では、1月27日、最高裁判所によって連邦政府による職場でのワ
クチン強制が撤廃されたということだ。法廷を味方につけた結果である。
それだけに残念なのは、日本では相変わらず「コロナ」感染を問題にし、ワクチン接種
を進める相手の土俵に乗って「茶番だ」「危険だ」と戦っていることだろう。
第1回公判後の記者会見で「ウエルネス@タイムス」記者が指摘したことは、コロナ及
びワクチンの不安、危険性を訴えるだけではなく、コロナやワクチン騒動に振り回される
人たちに、救いとなる答え、明るい材料を提供すべきだろうということである。
「ウエルネス@タイムス」第5号の一口知識「コロナと暗黙知」で紹介しているように、
スペイン風邪(スペイン・インフルエンザ)にはワクチンはない。一時期、小中学生に集
団接種したインフルエンザ・ワクチンは、効き目がないことが証明されて、中止になって
いる。
コロナ・ワクチンは「ワクチン」と称しているが、すでに2回、3回接種が行われ、今
後も接種を続けることになっている。
本質的な問題は、世界的に展開されているコロナゲームを終わらせることである。
免疫力があれば、そもそもコロナにはかからないことから「ウエルネス@タイムス」で
はこれまでも「νG7量子水」のコロナ治療データ、酸素の重要性を伝える「WOX」関
連製品、針葉樹の精油を利用した「モリエアー」そして、自然薬等による「ライフスタイ
ル医学」(ハワイからのメール)などの情報を提供している。
「ウエルネス@タイムス」がこれまで「コロナは治る」「コロナは怖くない」とメッセー
ジしているのも、重要なことはコロナが風邪にしろインフルエンザにしろ、免疫力があれ
ば問題にならず、かかっても治せばいいだけのことであり、治るとわかればコロナ問題自
体が成立しないからである。
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